◆ 沸騰のアジア・沸騰の中国
日本の隣に大きな国があります。この国の歴史や文学なら、よく知っている人が多い。ところが、料理が美味しい、漢方薬や太極拳の不思議などしか知らない人 も少なくない。この国は、中国です。いま、中国は高度成長の段階に入り、社会のあらゆる面においても激しく変化中です。いまや、日本人の海外長期滞在先 は、欧米ではなく、アジア特に中国になりました。その中に、上海はニューヨークに次ぎ、日本人海外長期滞在先の二番目となりました(《読売新聞》07. 8.15付き)。また、多くの人は中国語の勉強を始めようと考えています。ここでは、初めての方に中国語に関する背景知識をご紹介いたします。
◇ アジアの中華圏:アジア4割の人が中国語を使う
中国人中心の社会は中華圏といいます。アジアでは、中国大陸のほか、香港、台湾、マカオも中華圏に含まれています。さらに、アセアン地域にも多くの国で華 僑や華人が多いから、中華圏とも言えます。例えば、シンガポールでは人口の約77%、マレーシアでは人口の約25%が中国系です。全体的に、アジア35億 人の中、13.6億の人が中国系ですので、アジア全体の4割に近いです。
◇「普通話」と方言:標準語はどこでも通じる
「普通話」は標準語の意味です。これは1956年に確立され、北京語を基準に作成したものです。ところが、北京語イコール標準語ではないかというと、そう ではないのです。北京語は北京あたりの方言で、その多くのそり舌音や、地方特有の表現は、標準語に収めないのです。その一方、広大の国土に必然的に方言が 多い、中国語の主な方言は7種類あり、主に東部の南方に集中しています。例えば、上海、蘇州辺りでは「呉方言」、広東省、香港辺りは「広東語」や「客家 語」があり、これらは何れも方言です。中国人は同じ出身地同士の間に方言でお喋りだが、仕事、勉強、ビジネスなどの場合は標準語を使います。最近の調査で は、標準語及び方言を共に使う人は、大陸人口の86%に達した。また、学校、病院、政府機関およびサービス業では、標準語が要求されています。最近の香港 旅行では、空港のスタッフが一生懸命標準語を使う様子に印象が深い。
図:方言の主な範囲

◇簡体字と繁体字:簡体字はわずか2千あまり
1955年に中国大陸では「文字改革」が行われ、漢字の「読みにくい、書きにくい」の状態を打破し、多くの人が教育を受けるために、一部の繁体字は簡体字 に改造された。ところが、漢字は数万以上があり、それを全て簡体字にするのは不可能です。そのため、二千以上の常用漢字を選び、それらの簡体字を決めまし た(常用簡体字は2238)。現在、出版物、公的文書、学校の教科書などはすべて簡体字の採用が義務付けられています。その一方、香港、台湾では、以前の 繁体字をそのまま使っています。また、シンガポールでは、中国と同じような簡体字を採用しています。ところが、中国大陸で繁体字が消えたわけではなく、い くつかの場合では依然使われています。例えば、店の看板や書道などでは、繁体字がよく使われています。
簡体字:惠文中国语教室
繁体字:惠文中國語教室
◇発音:永遠の課題
中国語の発音はローマ字によって表記され、母音(36)、子音(21)、四声(4)など三つの部分の組合せとなります。発音は中国語学習の第一歩ですか ら、初期段階では、発音及びローマ字の表記をしっかり学ぶなら、その後は楽です。発音の学習時間は人によって異なりますが、目安は15時間程度です。ま た、学習の方法として、聞くだけではなく、先生の発音に基づいて積極的に真似することがコツです。
◇例:漢字「妈」(母)の発音

◇文法:基本構成は三つだけ
日本語に比べて、中国語は動詞の変化もないし、形容詞と形容動詞の区分もない。一方、日本語との主な違いは、動詞と目的語の位置です。つまり、中国語では 動詞は先、目的語は後ろです。中国語の文法では、基本構成は三つ(主語、述語動詞、目的語)となり、それに加えて飾り物も三つ(定語、状語、補語)があり ます。これらを簡単に組合わせて、四種類の基本文型になります。一般的に、40時間の勉強を経て、一般日常会話がしゃべれるようになります。
◇まずは実感しましょう:基本の挨拶
中国語は建物を例にすれば、以上では私たちは各部屋の様子を見学しました。これからスタットするならば。先ずは発音という部屋に入ります。下は、中国語の基本的な挨拶です。発音の知識がなくでもしゃべれます。さ、練習しましょう。
1.你好!(こんにちは。) ⇒ 你好!(こんにちは。)
ニ ハオ ニ ハオ
2.谢谢!(ありがとう。) ⇒ 不客气。(どういたしまして。)
シェ シェ ブゥ カチィ
3.对不起(ごめんなさい。) ⇒ 没关系。(大丈夫です。)
ドゥイブゥチ メイ グゥアンシィ
4.再见!(さようなら。) ⇒ 再见!(さようなら。)
ザイジィエン ザイジィエン
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